want to move to Melbourne!

Melbourneに移住もしたいし、美しさも充実した毎日も手に入れたい!そんな欲張りな私のライフスタイルブログ

子育てをしながら起業して継続させて行くことの大変さ(ちょっと長め)

私は子供が出来る前は、東京で普通にOLをしていました。

 

高校を卒業後すぐイギリスに留学、バレエ留学でした。

でも、世界の壁を越えられる才能が自分にはないと分かり他に自分が好きなことを探そうと、イギリスの美大を目指しました。

ファションにも興味があったので世界でも有名なイギリスのファッション名門校の予備校に通うも、周りのファッションオタクの情熱との温度差を感じ断念・・・ずっと続けていたバレエを活かせるものと思い、シアターコスチューム科のある大学に進学しました。

 

でも、なんか自分のやりたいことじゃない・・・・と思い、もっと技術的な事を学びたくなってフランスのオートクチュールの学校に自力で編入しました。

今思っても、どこからそんな行動力となんできちんとやりきらなかったのかが悔やまれるのですが・・・・(苦笑)かなり飽きっぽいんですね。そして、粘り強くないところが自分の欠点なんだな〜と今更ながら思います。

フランスの学校も卒業せずに、日本の就職先を決めて帰国しました。

それから、色々な会社を転々として・・・・。

東京ならではの、とある芸能事務所がバックについている超ブラック企業に務めた時に心身ともに疲れ果ててしまい、バリバリ働くよりも自分のやりたい仕事で精神的に追い詰めなくても出来る仕事しかしないようにしようと決めました。

料理好きだったのでレストランの厨房で働いてみたり、中目黒のオシャレなセレクトショップで働いてみたり・・・最後の仕事は高級外車ディーラーで事務のお仕事をしていました。

 

それから、結婚して子供が出来てからは実家に引っ越すことになり、子育てをしながらでもやれること・・・・もうどこかに務めるのが嫌だった私は自分で起業しようと思いました。そこで、実家の1階を半分改装して、小さなお店を作りました。

もともと雑貨好きで家族や親族が海外にいるので輸入雑貨と、主人がジュエリー関係の仕事をしていたのでオーダーメイドのジュエリーショップを開きました。

こんなお店を今でもやっています。

http://asacomon.wix.com/factory9

 

しかし、自分の好みの雑貨セレクトが個性的過ぎたのか輸入雑貨はあまり売れず・・・笑

毎日お店を開けるのは大変だったので、週末だけ開けていましたが集客をすごく頑張ってしていたわけではなかったのでお客さんが来ない日ばかり続いてモチベーションがさがってしまい、結局2人目が出来てからは殆どお店はやっていませんでした。

ネットショップのみ、たまに婚約指輪などのオーダーが入ったりするぐらいでした。

 

2人目が生まれて落ち着いてきたら、何かしなきゃ!と焦って来ました。

そこで、お店を少し改造してお料理のワークショップを開きました。

毎週1回のみでしたが、そこそこ満席になったりとやりがいはありましたが、子供が寝ている隙に追い立てられるように準備や試作などしなければならず、準備が物凄く大変な割にあまり利益にならなかったのと、下の子が歩き始めて目が離せなくなったのでワークショップも続けるのが難しくなってきました。

かと言って、預けてまで毎日やりたいことではなかったので今では誰かとコラボした企画でお茶菓子を作ったりする程度しかやっていません。

子育てしながら(子供を何処かに預けずに)自分の仕事をすることのハードさ・・・・トイレに行くタイミングさえままならない状態で仕事なんて出来ず、子供がまだ歩けない歳まではなんとかなったものの、歩き出すと全く目が離せません・・・。

主人は単身赴任なので、育児の殆どはほぼ1人ですることが多くて毎日いっぱいいっぱい!

 

自分で好きなことを仕事にするって本当に大変です。当たり前ですが、全て1から。

モチベーションが持続しない私にはかなり難しい!笑

 

でも、メルボルンに行くと具体的な目標が出来た今はまた新しい事業を主人と企画中です。

主人は主人で最近独立企業したばかりで今が1番大変な時なのですが、なんだか不思議とワクワクしています。

 

近い将来、日本では専業主婦でいられる世帯はごく限られた富裕層しかいなくなるそうですが、まだまだ女性が子育てしながら働いていける環境は十分とはいえず、かといって女性がみんな自分で起業出来るかと言ったら難しい。

いくら有名企業に勤めていても、将来安泰である保証もない未来が着々と迫ってきている中で、息子たちが自分の力で生きていける知恵を身につけられる環境を与えてあげられたらなぁと思っています。

かなり一般的な家庭とは逸脱した我が家ですが、自分で何かを起こして自分だけの才能を発揮していく姿を身をもって息子たちに見せていきたいなと思っています。

あと、何事も継続力ですね!(笑)